せこへい(世界子供の平和)2018せこへい美術館へ行きました。
せこへい美術館
せこへいは世界子供の平和の略で子供の像を作り命名されています。せこへい美術館の開催は17回目ということで、吉永小百合さんが謝辞を述べてらっしゃいます。
私に限らず広島、長崎が戦争で被爆したことは、子供の頃から平和を幾度と無く考えさせらてきました。ところが、戦争実戦以外で被爆した人たちに、どれ程の関心があったかというと正直言って知識も薄いものです。
目にした記録としての悲惨な映像は焼け焦げたものが中心で、二度と核兵器は使うべきでないと子供の頃から恐怖の的でした。
せこへいの重要さは、核被爆の信じがたい別の悲惨さを伝えてくれます。通常の胎児の形を成せなかった子供たちです。特に目が一つのホルマリン標本漬けの写真ですがショックです。
核被ばくは戦争の被爆だけで語れないとわかります。被爆を解決できないどころか、拡散している現状で核保有撲滅の橋渡しとは一体なんなのか、考えて見る機会を与えてくれるのです。
参加したアーティストの作品提供は大いに人々を楽しませ引き付けてくれます。そして、現状の核についての風化をとどめる機会となっているものです。次のグラフを引用し考えてみてください。被爆二世の私が人ごとでいられないのも、こどもを持つ親の身だからです。
目をつぶっていて、いいわけがないのではないでしょうか。「せこへいARTMUSEUM美術館」本日午後6時まで